nomiyaです。
以前、防湿庫を買ったのですが皆様は防湿庫ってなんだか知っていますか?
その名の通り湿度を防ぐ、湿度などの水分に弱いものをしまっておくのに適した保管庫です。これがなかなか買ってみて良かったんです。
なので今回は防湿庫を買って良かった。と感じたことをまとめてみました。
目次
1.湿気に弱いコンデンサマイクなどの機材を安全に保存できる
一番のメリットはこれでしょう。というか自分はほとんどこのために買ったようなものです。
コンデンサマイクはその構造上から湿度や水気に弱く、カビなども生えやすいみたいです。
そのため、湿度や水気を除去できる防湿庫、またはシリカゲルなどの入った容器の中で保存してあげる必要があるんですね。
また、コンデンサマイクは高価なものが非常に多いのでコンデンサマイクを所有している人にはこうした防湿ができるものが必須になるでしょう。
せっかく大金を出して買ったマイクがダメになったらとても悲しいですから。
2.ギター・ベース弦の長期保存ができる
これはちょっと嬉しいことです。
特にコーティング弦のエリクサーを使用している人は恩恵を受けられるかもしれません。
新品のエリクサーの弦はもちろん箱の中に入ってるわけなんですけれども、あれって特に密封されているわけではなく紙に包まれているだけなんですよね。
(↑新品のエリクサー)
(↑この様にエリクサーは紙に包まれているだけだ)
なのでサビにくいコーティング弦といえども購入後しばらく放置してると「なんか未使用なのにサビてる?なんか少しくすんでないか?」みたいなことがありました。
購入したところの問題もあったかもしれないですが、購入後すぐに防湿庫に入れるようにしてからあまりこういったことが無くなった気がします。
やっぱり保管する湿度とかで弦の状態って変わってくるのかなーなんて思います。
なので万が一突然弦が切れてしまったことを考えていつも1セット以上は弦を常備するようにしている人にとっては、弦のコンディションをできるだけ良い状態で保存できるということは結構嬉しいかもしれません。
自分も1セットは必ず常備しておきたい派の人間なのでこの恩恵はなかなか嬉しいですね。
3.シリカゲルや乾燥剤交換などの手間がかからない
シリカゲルや乾燥剤が必要なドライボックスなどで保管すると、シリカゲルや乾燥剤が使えなくなってきた頃に入れ替えなどで手間がかかりますが、防湿庫保管の場合は特にそういった手間がありません。
電源を入れて、除湿ユニットのツマミを調整してそれだけでもう何もしなくて大丈夫。
でもただシリカゲルとかを入れ替えるだけじゃないか。
と思われる人もいるかもしれませんが、面倒くさがりな人間にとってはこういうところも徹底的にやりたくないというのがあります。
なので自分のようにすごい面倒くさがりな人には特に手間のかからない防湿庫で保管するのがオススメです。
4.導入費用・維持費は意外とかからない
【Re:CLEAN 21L】という小型の防湿庫を買ったのですが、約8000円程で買えました。
そして、この防湿庫を自動除湿で1日稼働しても維持費(電気代)は約1円程。
なので費用面から見てもそこまで大きい投資ではないことがわかります。
この8000円と維持費を高いか安いかどう見るかは人によるところだと思いますが、DTMや楽器を弾くためにかけてきた費用の中では随分と安く済むなというのが個人的印象です。
多分、ここを見てくださっている人もそう感じる人が多いのではないでしょうか。
機材購入やプラグイン音源の追加の方がよっぽどお金かかりますもんね。
本当に機材とかプラグインは高い。音楽の底なし沼・・・。
5.まとめ
防湿庫ってなんか敷居が高いイメージがあったと思います。
ただ、実際は意外と費用もそれほど掛からないし管理も簡単なのでコンデンサマイクを買った人は防湿庫、導入してみてはどうでしょうか。
個人的にはドライボックス型より断然こっちをおすすめします。楽だし、ちょっと防湿庫持ってるっていう方がかっこいい?
今回はおわり