nomiyaです。
自分もそうなんですが、なかなか耳コピって難しいですよね。しかも時間もかかるし結構大変でつらいと感じている人がいっぱいいると思います。
これが少しでも簡単に、楽にできるようになるのならとてもうれしいですよね。
今回は個人的に、耳コピや練習に役立ったアプリやソフトを紹介します。
目次
1.聞々ハヤえもん
ひとつめは「聞々ハヤえもん」(読み:ぶんぶんはやえもん)です。
無料なのに「ループ機能」「再生速度変更」などの耳コピに役立つ多種機能が搭載されています。
特に役に立ったのが「ボーカルキャンセル」「ベースの耳コピ」機能です。
また、「ドラムの耳コピ(※シンバルとハイハットのみ)」機能も付いてます。
「ボーカルキャンセル」:ボーカルが無くなります。なので特に音がかぶって聞きにくいギターの音が聞きやすくなります。
「ベースの耳コピ」:ベース(低音域)の音だけになります。ベースの音はなかなか音程がつかみづらいですが、これを使用すると音程把握がし易くなります。
「ドラムの耳コピ」:ハイハットとシンバルの音(高音域)が聞き取りやすくなります。ドラマーの人には役立つ?
曲によっては全く聞こえなかったパートなどがこれら機能を使い分けると聞こえるようになるのでめちゃくちゃ重宝します。
↑イコライザもかなり細かい帯域まで調整できるようになっている。耳コピだけでなく視聴だけでも使える便利なやつです。
主要なものはこんな感じですが、他にも色々な機能が付いています。無料で、アプリ自体の動作も非常に軽いので持っておいて損はないと思います。
耳コピを頻繁にするような人はダウンロードしてみてはどうでしょうか。かなり役に立つと思いますよ。
個人的にはこのアプリのおかげで耳コピの負担が3割ぐらい減った感じがします。
ダウンロードは公式サイトへ。リンク貼っておきます。↓
2.izotope RX7(※Standard グレード以上)
「izotope RX7」です。こちらは有料のものです。
オーディオファイルのノイズ除去&音声編集ソフト、プラグインとしてとても優秀なものなのですが、これの「Music Rebalance」という機能がすごいしかなり面白い。
何がすごいのかといいますと、この機能は指定したパートを自動で抽出したり分離することができるんです。しかも精度がいいのでかなりキレイに処理してくれます。
これで耳コピの時にこの音邪魔だなって思うパートを取り除くんです。そうすると聞き取りたい音を探すのがとても楽になります。さっきの聞々ハヤえもんの上位互換な感じです。
操作についても超簡単で、オーディオファイルを読み込んでから4つのフェーダーを上げ下げして調整するだけで抽出や分離ができます。
DTM上でも、スタンドアロンでも使用できるので導入も簡単です。
注意点としては「izotope RX7」には3つのグレード(Elements/Standard/Advanced)があり、下位のElementsグレードにはこの「Music Rebalance」という機能が含まれていない。
というところです。
安いからといってElementsグレードを購入し、肝心の「Music Rebalance」が使えない。なんて悲しいことの無いように注意しましょう。
また、値段については少し高く真ん中のStandardグレードでも約4万円以上しますが、セール時を狙えばもっと安く買えます。
セール等、izotope製品を購入時の注意については以下の関連記事を参考にしてみてください。↓↓↓
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また、「izotope RX7」のグレード毎の機能比較はこちらのサイト様が参考になると思います。↓↓↓
3.まとめ
耳コピ作業は時間がかかるし大変ですが、ツールを用いると少しでもその負担を減らすことができると思います。
耳コピに挫折しそうになったらこういったものを使ってみると突破口が見えるかもしれません。
何かに頼るなんて嫌だ。
というスタンスの人もいるかもしれませんが、より正確な耳コピをするのにも使えるものは使っていく。
というアプローチも悪くはないんじゃないかなって思います。
今回はおわり