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どうも、nomiyaです。

UADプラグインって色々と種類があって何を買ったらいいのか迷いますよね。

だからといって何でもかんでも買えるわけではないのが難しいところです。(全部買おうとすると40~50万ぐらいかかります・・・)

なので今回は個人的にかなり役立ったUADのオススメプラグインについて、購入時のプラグイン選択の参考になるようにまとめました。

では、それでは早速。

1.Empirical Labs EL8 Distressor Compressor

万能コンプのEL8が再現されたプラグインです。設定次第でLA2/3/4や1176、dBX160、Fairchildといったコンプ名機のシミュレートとして使える。

しかも、パラレルコンプレッションもサイドチェイン機能も付いているのでこいつがあれば大体のことはできてしまう。

調味料で例えるならしょうゆぐらい万能なコンプです。

メーカーが言うには「384パターンもの音色をセット可能」らしいけど多すぎて逆に困りますね。褒めてます。

 

「Empirical Labs EL8 Distressor」の画像

(↑ゲインリダクションもランプで視認できるためわかりやすい。個人的にはアナログ針より見やすい。)

ちょっと設定が面倒でわかりづらいところが難点。

 

まあ、設定に関しては実機の説明書を読むと詳しい設定方法が書いてあるので、それを参考にすれば特に問題なく使用できると思います。

Empirical Labs EL8 Distressor 説明書(実機)

 

2.Sonnox Oxford Limiter v2

リミッター機能だけでなく、マキシマイザーとしても機能する。

これらに加え更に音の音量感を自然に上げることができる機能もついている便利なプラグイン。

「Loudness control & limiting functions」というところを謳っているだけはあり、音圧や音量感が上がらないといった悩みを解決してくれるやつです。

操作画面もシンプルで使いやすく見やすいのがポイント。見た目は地味だけど。

「Sonnox Oxford Limiter v2」の画像

(↑「ENHANCE」フェーダーを上げるだけで自然に音量感を上げることができる。)

 

この「ENHANCE」フェーダーは上げても音圧を無理やり上げた感がほとんど出ないのがすごい。

ただし、流石に上げすぎるとサチュレート感が出てくるので自然さを求める場合はできるだけ控えめにした方が良いかもですね。

サチュレート感が欲しいときは少し強めに上げても良しかも。

3.Brainworx bx_saturator V2

MidとSideに帯域別でサチュレーションを掛けられるMS処理プラグイン。

また、MS処理だけでなく個別のトラックにも使用できる。

サチュレーターといいつつも、自分は楽曲中のMid音量が大きくなりがちなのでそれを下げる目的のみで使用することが多いです。

「Brainworx bx_saturator V2」の画像

(↑「Out gain」だけでも簡単にMidとSideの音量を調整できる。)

 

MidとSideの音量を直感かつ簡単に調整できるので、音量感のみを調整する場合はUADのMS処理プラグインで個人的に一番使いやすいと思います。

サチュレートによって音を変化させるだけでなく、音量調整においても非常に便利なプラグインです。

 

4.Ocean Way Studios

世界で最も有名なレコーディングスタジオである「オーシャン・ウェイ・レコーディング」の伝説的な部屋がエミュレートされた空間系プラグイン。

このレコーディングスタジオがどのくらいすごいかというと、

「マイケル・ジャクソン、ポール・マッカートニー、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」などのスーパー著名人が利用していたぐらいすごいスタジオの様です。

 

「Ocean Way Studios」の画像

↑実際の画面。マイクの種類やマイクの距離も操ることができる。

 

ラインで収録した音源をよりリアルな音に変えることができる。これを加えるだけでアンビエント感を簡単に演出できる。

プレートリバーブやコンボリューションリバーブ等とはまた異なる空間系リバーブといってもいいかも。

ラインどりの音が何か一つ物足りない、うまく他の音源と混ざらないときにかなり役立つ。

 

ただ一つのデメリットとしてはUADのメモリ関係のエラーが他のプラグインに比べて発生しやすいのがデメリットです。

↓もし、購入後にエラーが出てしまったときはこちらの記事が参考になるかもしれないので覚えておいてください。(露骨な宣伝)

5.まとめ

UADプラグインは購入前に14日間試用することができるので購入前には一度自分で使ってみることをオススメします。

この記事がプラグイン購入時の参考になればよいです。

 

今回はおわり。

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